電話のアイコン

04-2000-8162

会社案内
代表プロフィール
プロフィール-15

どん底での奇跡の大型案件受注

しかし、人生とは本当に分からない。資金が底をつき、夜中のバイトでも補えず、倒産寸前のどん底で、奇跡的に東京都内にある総合病院のWebサイトリニューアル案件を受注したのだ。

数百ページにも及ぶ大規模案件で、当時の受注金額からすると桁が2つ違っていた。当然、制作期間も長いものとなり、新しいサイトの公開まで10ヶ月ほどかかったと記憶している。

起業後の2人の役割としては、同僚がフロントマンとして営業面を担当し、私は制作サイドを担当していた。ただし、これは「基本的に」ということで、案件によっては私自身がお客さんとの商談を行い、そのまま制作を進めるということも何度かあった。

この大型案件のクライアントは、営業担当だった同僚が電話営業か何かで担当者と繋がり、その後定期的に連絡を取り続け、次第に相談を受けるようになるなど、少しずつ関係を築いていったクライアントだった。

ただし、関係を築いたといっても、大型プロジェクトだっただけに単独指名をもらえる訳でなく、10数社によるコンペ形式に参加させてもらえるだけ。一次選考で8社くらい絞られ、二次選考で3社に絞られることとなったが、運よく二次選考も残ることができた。

ただ、ここからが問題だった。「最終判断はオフィスを見てから」と連絡があった瞬間、私は絶望した。というのも、当時は同僚の自宅マンションの一室を仕事場にしており、一般の人がイメージするオフィスはおろか、会社専用の賃貸アパートを借りているわけでもなかったからだ。つまり、普通の家庭の生活空間だったのだ。

だが、同僚は諦めなかった。生活感のあるものは奥の部屋に詰め込み、広いリビングをフルオープン。BGMにラジオを流し、外部パートナーも集めて少数精鋭のチーム感を演出。当日は堂々とクライアントを迎え入れ、最後の打ち合わせを行なった。

正直に告白すると、私は諦めていたので、こんな表面的なことをしても変わらないだろうと思っていた。それだけに、数日後、正式発注の連絡が届いた時には狐につままれたような感覚で、嬉しいという感情はだいぶ後になってから感じたのだった。

当時の私たちの制作体制は、全てを内製していたわけではなく、デザインやシステム構築といった業務の一部はそれぞれ外部パートナーさんと組んでWebサイトを作っていた。

ただ、コーディングといわれるHTMLでページを組み上げる仕事は、当時私が担当していたが、この業務に関しては、それまで外部パートナーさんに依頼したことがなく、正直大型案件に対応する体制は全く整っていなかった。

私はこの大型案件の制作側のトップとして携わったが、デザインやCMSといったプログラミングが必要なシステム構築を除くページ制作について、数百ページの制作を私一人で作っていた。今だから話せることだが、クライアントには想像もつかなかっただろうと思う。

この時、サイトの規模に比例して大規模なCMSを導入した。各診療科や看護部などの各部門合わせて30を超える部門が自由に更新できるようなシステムをパートナーさんと一緒に構築したが、公開直後から改修の要望が嵐のように殺到するのではないか?と構築中はずっとビクビクしていた。

だが、そんな心配は杞憂だった。多少の改修要望はあったとは言え、懸念していたようなことは全くなかった。その時に、システム構築を担当したパートナーさんの真の実力を知ったのだが、そのパートナーさんはその後法人化し、私がスピンスレッドを立ち上げてからも良好な関係を続けている。今もなお、支え続けてくれている強力なパートナーだ。

このプロジェクトで驚いたことがもう一つある。それは30名以上の医師を撮影した際のフォトグラファーの技術だ。

撮影当日、撮影のために用意されていた部屋に来る医師の方々は、みな怒っているような顔をしていた。「忙しいのになぜ私がわざわざこんな所へこなければならないのか」。口には出さずとも顔にはそう書いているようなオーラが漂っていたのだが、撮影が終了し部屋を出る頃には、みな一様に笑顔で部屋を出ていった。

その一部始終を目の当たりにし、「撮影は技術だけではなく、空気をつくる力だ」ということを私は知った。

この時のフォトグラファーさんとも、今なお一緒に仕事をしている。こうしてスピンスレッドを立ち上げた今も、力強いパートナーとして仕事をご一緒させていただいていることには感謝しかない。

何とか首の皮一枚つながり息を吹き返すことができたのだが、今振り返ってもこの受注は奇跡に近い出来事だったと思っている。この案件の受注がなかれば早々と会社を精算し、今は全く違う人生を歩んでいたかもしれないのだから、人生は面白い。

お客さまの想いや、
お悩みをお聞かせください。

お悩みをかかえているようでしたら、ぜひお聞かせください。
ホームページのことはわからないことが沢山あると思います。
それは皆さん同じです。
身近な例を用いるなど、できるだけホームページのことを分かりやすくご説明することを大切にしています。

お問い合わせ

ホームページに関するご依頼やご相談に関することは、こちらのお問い合わせフォームをご利用ください。

お問い合わせはこちら

※オンラインでの無料相談実施中

会社案内ダウンロード

お客さまの社内で検討する際など、そのまま配布できる会社案内をPDFにてご用意しております。

お電話でのお問い合わせはこちらから

04-2000-8162

04-2000-8162

平日10:00〜18:00
(土日祝日は休みをいただいています)

最新のブログ・ニュース

スピンスレッド株式会社の代表である砂子智宏のこれまでの歩みををお伝えしている、埼玉県所沢市のWeb制作会社スピンスレッドの代表プロフィールページ詳細の15ページ目です。埼玉県所沢市のWeb制作会社スピンスレッドは、データ分析を通したサイト設計とユーザ視点による制作、そしてお客さまの体制に合わせた運用方法のフォローを通し、お客さまのビジネス課題を解決します。ホームページの新規作成、またはホームページのリニューアルはもちろん、既存のホームページの改善もお任せください。