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駅構内で見た光景

こちらのイラストは代表の砂子(以下、私)が実際に目にした、ある駅構内の光景です。

その駅とは埼玉県の巨大ターミナル大宮駅。

ある時、この大宮駅構内の一角に人だかりが出来ていました。それも一定の年齢層だけではない。男性だけ、もしくは女性だけでもない。女子高生2人組や、40代くらいの男性サラリーマン、30代後半くらいのお母さんらしき女性、70代後半のおじいちゃん。それはもう本当に老若男女問わず、多くの人がボードに貼ってある何かを覗き込んでいたのです。

「なんだろうか?」と近づいてみると、それは手書きで書かれた夏の全国高校野球選手権大会地方予選のスコアボードでした。夏の甲子園出場をかけ、各球場で行われていた埼玉県大会の試合結果や経過を、専任スタッフさんが大きなボードに貼ってある紙に印字されたスコアボードに手書きで記入し、その情報を多くの方が群がるようにして見入っていたのです。

恐らくスタッフさんが各球場と電話で連絡を取り、それを逐一紙のスコアボードにペンで記入する。そんなアナログの仕組みだったが故、試合の情報もかなりのタイムラグが生まれていたと思いますが、それでも見ている人の目は喜びに溢れている目、心配そうに見つめる目、エールを送る目など、それぞれ真剣な眼差しでした。

この光景を目の当たりにして感じたこと。

それは「試合経過をリアルタイムで配信し、ユーザがスマホなどでどこでも見ることが出来たらどんなに素晴らしいか。どれほど多くの方に喜んでいただき貢献できることか。そしてプロ野球など人気カテゴリだけでなく、なかなか情報を得ることが出来ないアマチュアスポーツのカテゴリもリアルタイムで試合情報を確認することができる世の中にして、リアルタイムだからこそ感じられる球場にいるかのような興奮を体験できることが当たりにしていきたい」と強く感じたことを覚えています。

その頃、私は結婚を控えていて、式の打ち合わせのために1〜2ヶ月に1度のペースで結婚式場の最寄り駅であった大宮駅を利用していたことから、この光景は2012年の7月だったと記憶しています。

私自身の体験

時が少し経ち、翌年2013年の3月には私自身が忘れられない体験をしました。それは第3回ワールド・ベースボール・クラシック(世界一を決める野球の国際大会)の東京2次ラウンド、キューバ vs オランダ戦でした。両チームとも何の思い入れもありませんでしたが、大学まで野球に打ち込んだ私は、なんとなく試合が気になりTV中継がないか探してみました。しかし、日本戦でないことから中継がなく、仕方なしにネット配信されている試合速報をノートPCで見ていました。

試合序盤はずっと見ていたというよりも15分おきくらいに確認していたという程度でした。私の中では当時強かったキューバが勝つだろうと勝手に決めつけていましたが、オランダが大善戦し試合は持ちつ持たれつのシーソーゲームに。ノートPCから伝わってくる白熱した試合展開にいつしか釘付けになっていました。そして最終回オランダがサヨナラ勝ちで初の決勝ラウンド進出を決めた時には、私はガッツポーズをしていました。

「何も思い入れのないチーム同士の試合でもリアルタイムはこんなに熱くなる。もしこれが自分の息子の試合だったら?自分の母校の試合だったら?というように、自分と何かしら関係がある試合だったら、喜びはこの時私が感じたものと比べものにならないはずだ」と確信しました。

いつしか事業理念へと

大宮駅での光景と、ワールド・ベースボール・クラシックでの体験が、私の中でリンクし科学反応を起こしました。「リアルタイムで試合の情報を配信するメディアを創りたい」そう決意し、前職の話ではありますが高校野球を中心とした試合情報を速報配信する野球専門の自社メディアを立ち上げました。また、同時にその自社メディアと同じ配信の仕組を利用した野球部専用のホームページを開発し、大学野球部などを中心に導入を進めていきました。

当初は「自分も体験したリアルタイムがもたらす興奮、喜びを一人でも多くの方に味わって欲しい」という思いで自社メディアを運営したり、野球部専門のホームページの営業活動をおこないました。そんな中、実際に野球部専用のホームページを導入していただいたチーム関係者からは選手のご家族やOBなどが非常に喜んでいるという声をいただき、それなりに自分自身の中で満足感がありました。

色々お客さまのお声をいただく中で、「OB同士が繋がり、活動が止まっていたOB会を立て直し現役の選手たちのフォローをしていこうと動きが出始めた」などの嬉しい声をいただきました。また、ワールド・ベースボール・クラシックの時の体験を思い出し、何の思い入れがない私自身があれほどまでに興奮し、居ても立ってもいられない状況だったことを考えると、もし自分の子供の試合を見ていたならば、少しずつかもしれないが「より本質的な親子の会話が生まれ、新しい繋がりが生まれるのではないか?」といったことも思うようになりました。いつしか「試合情報を単に速報配信しているのではない。人と人の繋がりを創っているんだ」と自分自身の中で軸ができました。

「人と人の繋がりを創っている」という想いが、その後の自社メディア運営や野球部専用のホームページ開発・販売をする上での信念となりましたが、これはスポーツの速報配信だけなのだろうか?ということが頭をよぎり、冷静に考えた時に全てのホームページにおいても同じことが言えるのでは?と感じ始めました。そしていつしかホームページというツールを介し、情報を必要としている人が、欲しい情報をベストなタイミングで受け取る。そして繋がりが生まれていく。これはスポーツだけではなく、全て同じだという結論に行き着きました。

そして「ベストなタイミングで、価値ある情報を、必要としている人へ届ける」という想いが生まれ、「価値ある情報で人と人の繋がりを創る」という事業理念へと変化していきました。

事業理念に込めた想いを強く持ち続け、一人でも多くの方にホームページを通して価値を提供し、お客さまの喜びを私たちが前に進むエネルギーに変え、これからもさらに存在意義を高めていきたいと思っています。

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