感覚ではなく数値を把握することでホームページを可視化し、
コンテンツの企画やサイト設計の土台を形成します。
ホームページにおいて最重要なこととも言えるアクセス分析。思い込みや予想などの主観ではなく、客観的なデータとして揺るぎないアクセス分析は成果を出すホームページへの第一歩です。表面上では見えなかったユーザの行動心理などを読み解くヒントを与えてくれるのも、アクセス分析を行う大きな意味合いの一つです。
しかし、データを取得して現状を把握しただけで終わってしまっては、何も変わりません。現状の把握から次の行動に結びつけて初めてアクセス分析の意味合いが出来てきますが、現実的にはここまで出来ているクライアント様は多くはなく全体的な数値を把握して終わり、場合によっては分析ツールを導入したが分析自体をしていないというクライアント様もいるのが事実です。
貴重な時間を費やし行ったことが無駄な時間にならないように、私たちが一緒にサポートします。基本的にGoogleアナリティクスを使用して分析をおこないます。
自社でアクセス分析する時の課題
今までも見てきたケースとしては、分析ツールの使い方はある程度理解し様々な情報を取得出来ているが、数値から「何が読み取れるのか?」「ユーザの行動心理は何なのか?」「何をどうやって改善すればいいのか?」といった次のアクションにつなげるための種を見つけることが出来ないというケースがあります。この種を見つけることが出来なければ、当然改善策を導き出すことが出来ず、結局情報を取得するまでで歩みを止めてしまっているケースを良く見かけました。
ツールの使い方を熟知したからといって、必ずしも種を見つけることは出来るというわけではなく、マーケティング視点やWebに関する知識、また経験など多くの知見を総動員する必要があり、この点が自社でアクセス分析を行うことが非常に難しい部分でもあります。
私たちがアクセス分析で重視していること
私たちはアクセス分析する際には、特に2つのことを重視しています。
- 分析する際は細かくセグメントする
- 仮説検証のためにより多くの時間を使う
これらのことを重視しながら、アクセス分析を進めていきます。
分析する際は細かくセグメントする
セグメントして見ていくことを大切にしている理由は、細かくセグメントして見ていくことで全体の数値では見えなかったものが見えてくることで「何故そうなのか?」という原因に近づいていくことが出来きるからです。そうすることで次のアクションにつなげやすくなります。
例えば、ホームページへの流入経路を調べる際、さらにもう一段階深掘りし新規ユーザとリピーターというセグメントをかけることで、同じ流入経路でも新規ユーザは多いのに、リピーターは少ないといった違いが出てきます。新規ユーザとリピーターを合わせた全てのユーザでは気づかなかった数値を発見することで、「何故この流入経路はリピーターが少ないのか?」という種を見つけ、「リピーターを増やすためにこういった施策をしよう」と次のアクションへ進むことが出来るようになります。
仮説検証のためにより多くの時間を使う
これは失敗した経験からの私たち自身への戒めでもあります。数値の取得はやろうと思えば際限なくどこまででも取ることが出来、それこそ時間がいくらあっても足りません。しかし、目的もなく取得した数値に意味はほとんどなく、時間をかけても結局次のアクションにつながらなかったという苦い経験があるからです。
このようにならないため、いつもと違う数値が発生した際、「その理由は何だろう?」という問いに対して仮説を立て、その仮説が合っているかどうかを、細かくセグメントをかけながら突き止めることにより多くの時間を使います。
仮説検証することで次の具体的な対策につなげ、成果を出すことへとつなげる重要な視点だと考えています。
現状のホームページの数値分析と、そこから浮かび上がる課題抽出、さらには課題を解決していくための改善施策の実施など、リニューアルのための把握ではなく、現状のホームページのサポートのみもお受けしております。そのようなご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。詳しくは、「アクセス分析・改善サポート」をご覧ください。