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ホームページ制作に関する不安や悩み(第7回)

10年以上Web業界に携わってきた中で、ホームページに対するクライアントの不安や悩みに関する多くの声に触れ、クライアントがどのようなことに不安や悩みを持つのか傾向を掴んできました。そういった実際の声を改めて拾い集め、クライアントが抱える不安や悩み、ときにはWeb制作会社に対する不満の声に答える形で「ホームページ制作に関する不安や悩み」としてブログをシリーズ化し、これから複数回に渡り発信していきます。この記事はその第7本目です。

Webデザインのイメージをうまく伝えられるだろうか?

実は始めから明確にイメージを持っているケースは多くはありません。当社ではヒアリングや競合他社を含む同業他社のホームページを調査したりしながら、デザインの方向性をクライアントと一緒に探っていきますが、イメージを持っていないケースでも、持っているケースでもこの流れは同じですし、多くのWeb制作会社でも同じではないかと思います。

仮にデザインイメージを最初から持っているケースでも、経営者やWeb担当者の方は制作会社と相談してさらに良いものを作っていきたいと思っているものですので、イメージがなくても相談しながら決めていくというスタンスで問題ありません。

いずれにせよ、始めから具体的なWebデザインイメージがなくても心配しなくて大丈夫です。

Webデザインの前に明確にしておくべきこと

Webデザインのことがまず気になるという気持ちはすごくわかりますし、デザインに注目すること自体は間違いではないですが、デザインより先に明確にしておくべきことがあります。

Webデザインより、ホームページのゴール設定が先

ホームページにおいて何をゴールとするかはクライアントごとに違うものですが、ホームページを作ろうとする際には何かしらのゴールがあるはずです。

例えば、

  • お問い合わせを増やしたい
  • 資料請求を増やしたい
  • セミナーの申し込みを増やしたい
  • ECサイトで売上を増やしたい。

もしくは「既存のホームページがあまりにも古くて使いづらいから、ユーザがストレスを感じることなく操作できるようにしたい」がゴールかもしれません。

いずれにせよ、通常は何かしらゴールがあるものです。そのゴールを達成するためにデザインをどうすべきか?と考えることが重要です(実際にはサイト構成をどうするか、ページのコンテンツはどうするかなど、他にもデザインより先に考えることがあります)。

つまり考える過程には正しい順番があります。そのようなことから、Webデザインの方向性を自社で考える際には、下記を意識すると良いでしょう。

  • 何を達成したいか?そのためにはどのようなデザインが良いか?
  • 誰が使うのか?そのためにはどのようなデザインが良いか?
  • ユーザはどのような状況で使うのか?そのためにはどのようなデザインが良いか?

この辺りはWeb制作会社がリードして明確にしていくことですし、自社でゴール達成のためのデザインとは?と考えても答えを出すのはなかなか難しいものだと思いますので、ぼんやりとでも意識をしておく程度でも良いでしょう。

この意識さえ持っていれば、少なくともユーザのことが置き去りになった自分よがりなデザインになる可能性を極力低くすることができると言えます。

Webデザインの要望を伝える際に注意すべきポイント

ゴールをはじめとして必要なことを決めていき、いざデザインのフェーズに入り要望を伝える際にも注意すべきことがあります。ここからは具体的に何に注意すれば良いか見ていきましょう。

マストでお願いしたいこと、できればお願いしたいことを分けて伝える

例えばカラーやフォントの指定、使って欲しい画像など、こういった要望を伝える際は、その要望がマストなのかどうかをはっきり伝えることが重要です。マストであればその要素を中心としてデザインを考えていきますが、できれば(マストではない)という要望の場合はゴール達成やホームページを訪問するユーザのことを考えると、あえて要望を取りれないという選択肢もあり、デザイン思考の幅がそもそも異なってきます。とは言え、ご要望はできる限り尊重します。

一方、マストの要望であったとしても、ゴール達成という目標から遠くなると判断した場合は、クライアントにその旨正直にお伝えし、相談させていただくことはあります。

可能であれば言語化する

なぜそうしかいのか、またその要望の裏にある背景などについて可能な限り言語化しましょう。デザインについては感覚的な部分もあり上手く説明できないといったことも多くありますが、言語化しておくとデザイナーの理解度が変わってきます。

また言語化することでデザインに関する自社の考えが整理されますし、やりたいこと・やりたくないことがより明確になっていくのではと考えています。

デザイナーに余白を残すことも大事

細かい部分までなんでもかんでも自社でやりたい、決めたいと思うことがあるかもしれませんが、おすすめは大枠の方向性を決めたら、細かい部分はある程度デザイナーにお任せすることです。

ディレクターとして過去に様々なクライアントと接してきて感じることは、細かい部分までデザイナーに指定すればするほど、結果的には今ひとつのデザインになることが少なくないということです。

なかなか理論的な説明が難しいのですが、例えば飲食店にいってプロの料理人に塩や醤油など各調味料の量や追加するタイミングを事細かに出すことはないと思います。仮に事細かく指示を出すことが可能だとしても、自分がプロの料理人でない限り、味の好みは伝えた上でプロの料理人にお任せした方が美味しくなると考えるのではないでしょうか。

デザインもこの料理の話と通ずる部分があると考えています。

Webデザインのイメージすり合わせ

何も見ることなく会話だけでデザインの方向性を決めていくのは至難の業です。「かっこいい」という言葉一つとっても感じ方は人それぞれですし、Webデザインを進めていく際には可視化した上で話しを進めていくことが重要になります。

そのためにも普段から参考サイトを集めたり、同業界のWebデザインについて調べておくと良いでしょう。

参考サイトを用意する

普段のネット利用時に気になったデザインをリストアップする

いざいきなり見つけようとしても参考サイトを見つけることはなかなか難しいものです。地道な積み重ねが、いざリニューアルなどWebサイト制作時のデザイン決めの際に役立つので、普段からアンテナを張って、気になるサイトがあったらストックしておくことをおすすめします。

先程もお伝えした言語化ですが、気になったデザインについてもできるだけ言語化しておくと良いでしょう。具体的にどこが良いと思ったのか、逆のパターンも同じように、何が引っかかってあまり良くないと感じるのか。そういったことを箇条書きで良いので、URLやスクリーンショットとともにメモをとっておくことをおすすめします。

「カラーのバランスなのか、フォントなのかわからないけど、何となく自社のカルチャーに合いそう」など、必ずしも具体的でなくてもかまわないので自分なりに考えてみると良いでしょう。

合っている、間違っているはないので、率直な感想を言葉にしておくことで十分です。普段からWeb制作に携わりデザインに触れている人でもなかなか言語化は難しいものです。デザインのプロではない人はなおさら難しいものなので心配は無用です。

デザイナーとの打ち合わせ時に参考サイトを一緒に見ながらメモした内容を伝えることで、デザイナーも何を望んでいるのか、好みの傾向はどのようなものか把握しやすくなります。

もし言語化が難しい場合、複数集めたホームページを見比べて下記のように何か共通点がないかを探すと、なぜ良いと思ったのか、どこに引っかかるのか、そんなことが見えてくるかもしれません。

  • ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーはどのような色をつかっているか
  • フォントは明朝系か、ゴシック系か
  • メインビジュアルはどのような素材(画像、動画、イラストなど)を使用している、もしくは組み合わせているのか
  • 情報と情報のスペースの取り方はどうなのか?
  • 全体のトーンとして元気でカラフルなのか、落ち着いている感じか

このようにフォーカスしてみていくと、少しは言語化しやすいのではないでしょうか。

参考にしたい部分を伝える

Webページ全体ではなく、ページの一部分のみを参考にしたいといったことも、場合によっては出てくると思います。そのような場合は、ページのどの部分を参考にしたいかを明確に伝えるようにしてください。

URLだけ伝えてしまうと、全体のデザインを参考にしているものとデザイナーは認識してしまうので注意が必要です。

機能面、コンテンツなどWebデザイン以外の部分も参考としてピックアップしておく

参考サイトをピックアップする際、Webデザインにだけ注目しがちですが、意外と重要なのがページのコンテンツや機能面での参考事例も合わせてピックアップしておくことです。

ユーザにとっての有益な情報を伝えている同業界のホームページがあればベンチマークしておくことはもちろんのこと、たとえ違う業界でも自社のホームページに転用できるような機能やコンテンツはメモしておくことをおすすめします。

同業界、似た業種のWebデザインの調査

ベンチマークしている会社以外にも、同業界や自社と似た業界のホームページをできるだけ多く事前に見ておくと、自社が関わっている業界のホームページの方向性が見えてきます。

多くの会社が採用しているデザインの方向性は、裏を返すとユーザが業界に対してそのイメージを持っている可能性が高いということを示しています。そのため、まずは業界としての方向性を抑えることが重要で、自然と同じ方向性でいくことが一つの選択肢となります。

ただし、同じようなデザインになるということは、自社のホームページが埋もれてしまうリスクも高くなりますので、業界としての方向性を把握した上で、あえて異なる方向性にするのも一つの選択肢です。

いずれにせよ、他社のホームページを見ておかなければ、業界のWebデザインの方向性は理解できません。仮に方向性がよく分からなくても、他社のホームページをみていれば、良い点(場合によっては良くない点)を見つけることができますし、調査して損はないと思います。

クライアントごとのカルチャーや大事にしている想いを表現することを大切にしたい

当社もクライアントの競合他社を含めた業界全体のWebデザインを調査しその方向性を把握していきます。その上で大切にしていることが、クライアントが大事にしている想いや、それまで経営されてきたカルチャーといったクライアントごとに違う要素を、どれだけWebデザインに含めていけるかということです。

先述したように自分よがり(クライアントよがり)なデザインにはならないように注意しながらも、クライアントの良い部分をユーザが少しでも感じられるようなデザインにしていくことを大切にしています。

まとめ

さらっと書くつもりが、思いのほか、細かい部分にまで踏み込んで書きました。もしあなたがホームページを依頼するにあたり、Webデザインのイメージが全くなく不安に思っていてこの記事に辿り着き、少しでもスッキリし気持ちが楽になってもらえたら嬉しいです。

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