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ホームページ制作に関する不安や悩み(第2回)| センスが合わなかったらどうしよう

10年以上Web業界に携わってきた中で、ホームページに対するクライアントの不安や悩みに関する多くの声に触れ、クライアントがどのようなことに不安や悩みを持つのか傾向を掴んできました。そういった実際の声を改めて拾い集め、クライアントが抱える不安や悩み、ときにはWeb制作会社に対する不満の声に答える形で「ホームページ制作に関する不安や悩み」としてブログをシリーズ化し、これから複数回に渡り発信していきます。この記事はその第2回目です。

センスが合わなかったらどうしよう

今回は結論から先にお伝えしたいと思います。

制作をお願いしようと考えているWeb制作会社のホームページそのものであったり、掲載されている実績などを見れば、ある程度は自分たちが望んでいるようなイメージに近いホームページを作ってもらえそうか否かを判断できるのでは?と思っています。

そのようなことから、完全に防ぐことは難しいかもしれませんが「センスが合わなかったらどうしよう」という不安に関しては、発注前にある程度は防ぐことができるものと考えています。

そもそも「センス」とは何を指しているか?

ただ、この記事を書き進めるにあたり、まずは「センス」が指し示していることについて前提をすり合わせておく必要があります。

今回の記事の「センスが合わなかったらどうしよう」というお客さまの不安は、私の知り合いのWeb担当者の方が実際に発した言葉ですが、話の文脈からすると見た目のデザイン、つまりビジュアルデザインのことを指して話していました。

脳裏に焼き付くようなキャッチコピーや文章の言い回しなども、「センスがある・ない」と議論することもできますが、センスについて語られるとき、配色や写真・イラスト、フォントや余白のとり方などを含めたページ全体の見た目の雰囲気といった、ビジュアルデザインのことを指していることがほとんどです。

ということで、この記事においての「センス」とは、見た目の部分であるビジュアルデザインのことを指しているという前提で話を進めたいと思います。

ビジュアルデザインについては皆さん興味ある部分です。逆に興味がなく方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。多くのWeb担当者さんや経営者の方が気にかけるのもこのビジュアルデザインの部分です。

サイト全体におけるページ構成や、各ページにどのようなコンテンツを配置し、どのように導線設計するかなどは、知識やノウハウが必要ですし見えづらい部分なのでなかなか判断しづらいのですが、ビジュアルデザインについてははっきりと見ることができるのでやはり皆さんここには注目しています。

プロジェクトを通しても見ても、要望や修正が圧倒的に多いのはこのビジュアルデザインに関してです。コンテンツの順番やレイアウト自体に関してはあまり修正の要望が入らなくても、配色や写真の選定など見た目の部分に関して多くの要望が出ることもビジュアルデザインの特徴です。

こうして目に見える部分だからこそ事前にWeb制作会社のホームページや、その制作会社が手掛けたホームページの実績を見ることで、ある程度判断できると考えています。

ビジュアルデザインよりも大事なこと

デザインに関しては何度か当社の考え方をブログでも書いていますが、デザインとは見た目の部分だけではなく、

  • 情報を整理すること
  • 情報へたどり着きやすくする導線設計
  • そして情報そのものを見やすくすること、

なども含まれます。

もっと言えば、クライアントの事業は何であるか、その事業においてホームページはどのような位置づけなのか、ホームページ上での目標は何か。そこからホームページの構造、コンテンツの整理・追加、それらのコンテンツをどう配置し、どのように動線設計すれば、見やすいのか情報に辿りつきやすいか、といった情報整理などを行っていきます。これらが決まってはじめて、配色やフォント、写真や余白のとり方といった見た目の部分に着手することになります。

こう考えるとビジュアル的な面は、工程の後半の部分であり、この部分のセンスだけでWeb制作会社を決めるのはもちろんのこと、必要以上に気にしてしまうことは非常に危険であることが少しは理解いただけるのではないでしょうか。

一見パッと見では素敵なサイトに見えたとしても、情報がどこにあるのかわからない、あまりにも独自性を求めすぎてユーザからすると直感的に操作できずストレスがかかるとなっては本末転倒です。

ビジュアルデザインの「センス」を考慮すること自体は何も問題はありませんが、ビジュアルデザインより大事なものがあるということを頭に入れ、Webサイトを作ったり・改修してほしいと考えています。

まとめ

センスは人によって感じ方が全く違うものです。Webサイトのデザインはセンスが大半を占めると思われている方もいますが、ベースには経験やノウハウ、数値の裏付けを元にした理論がベースがあります。

全てを理路整然に説明できるものではなく、デザイナーの知識や経験によってもたらされる微妙な感覚であるセンスに任せる部分ももちろんありますが、そういったセンスの部分は実はそれほど多くはないのです。

ブログ「ホームページ制作に関する不安や悩み」シリーズは下記もありますので、興味ある内容があればぜひご覧ください。

「日々の仕事」ブログでは、ホームページ制作の現場において実際の出来事や気づきなどのお役立ち情報を発信していますので、ぜひ他の「日々の仕事」も合わせてご覧ください。
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