ブログを書くことの意味

先日あるキーワードで検索した際、上位表示されていたサイトに驚きを感じることがあったので、そのことについて書こうと思います。

「生命保険　激震」というキーワード

先日当社の保険をお願いしている知り合いの保険営業の方から、「法人向け商品の販売自粛が業界全体に広がりこの先が全く見えず大変な状況だ」ということを聞いた。詳細は様々な情報があちらこちらにあるのでこのブログでは深掘りはしないが、とにかく業界的には大激震だとのこと。その方は日本でもトップクラスの営業マンであり、自分の目先の利益のために商品を売ったりせず、お客さまとの信頼関係をしっかり築いた上で保険を売っているので、自身の影響は最小限だろうとのことだが、それでも今までにないくらいのことだとも言っていた。

当社はWeb屋で保険屋ではないが、もう少し調べて見ようと「生命保険　激震」でネット検索したところ、検索結果の1ページ目の4位に見覚えのあるURLがあったのでクリックしてみることに。なんとリンク先は当社の会社設立を手伝っていただいたイーグル司法書士事務所のブログ記事だった。まず、知り合いのホームページだったということに驚いたが、今日お伝えしたいのはそこではない。

そもそも検索ワードとして「生命保険　激震」は検索数が少ないというのは前提としてあるが、それでも検索上位の他のサイトを見てみると、生命保険に特化したメディアだったり、生命保険のことを中心に書いたブログ、さらには大手新聞社が運営しているメディアなどで、そういった他サイトを抑えて上位表示されていたことに驚いた。

コンテンツ量、そしてキーワードとの関連性

ヒットした司法書士事務所のブログ記事を見てみると、文字数的は約500文字。決して多くはなく、むしろコンテンツ量としては少ない。他のサイトは最低でも1000文字であったし、他は1500文字、2000文字、4500文字など圧倒的に文字数は多い。

さらに司法書士事務所なので登記や相続、不動産関係のことは多く情報発信しているが、生命保険のことは全くと言っていいほど情報発信をしていない。そのようなことを含めて考えれば考えるほど、驚きが大きくなる。詳しく調べたわけではないので、現時点では上位ヒットした理由が今ひとつわからない。

ブログ運用の方向性

イーグル司法書士事務所は2018年11月と比較的最近リニューアルしたのだが、リニューアル前のブログを一度見たことがあり、その時は業務に関連するブログではなく、正直どうでもいいような内容のブログが多かったと感じたので、後日せっかくブログを書くならお客さんの役に立つような情報を発信した方が良い、つまり業務に関連するブログにすべきだとアドバイスをしたことがある。

そして今回リニューアルを請け負ったWeb制作会社も同じことを感じていてしっかり運用のアドバイスをしたのだと思うが、最近のブログを見ると業務に関連するようなブログになっているし、過去の関係のないブログは削除されていて、明らかに運用の方向性が変わったことがわかる。

このようなことからブログの記事数は減ったが、質としては上がったのは間違いない。先程書いたように、今回「生命保険　激震」で検索にヒットした理由はわからないが、ただ一つ、ブログをしっかり運用し始めた効果が出たということは言えるだろう。まさに情報発信するメリットの良い例である。

ブログは自社でコントロールできる

ブログを書くことは時間と労力はかかるが、広告のように別途費用を支払いことはない。また、自社のさじ加減一つでオリジナルコンテンツを増やし、そして検索に引っかかりやすくすることができるのが何より大きなメリットだし、運用していく意味があると思っている。だからこそ、お付き合いさせていただくクライアントには丁寧に伝えていきたいとも思う。

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