長沼商事株式会社様
- カテゴリ:コーポレートサイト
- デバイス:PC/スマートフォン
以前のホームページは、約20年前に制作されたものに改修を重ねながら運用されていました。しかし、長年の運用の中でサイト構成が分かりづらくなっていたこと、また掲載されている情報も古くなり、現在の事業内容や長沼商事さまの強みを十分に伝えられていないことから、フルリニューアルのご相談をいただきました。
受注前の初回商談時、既存サイトの構成をもとにしたサイト構成案をご用意いただいていました。しかし、商談後に改めて長沼商事さまの事業内容や強みを整理し、提案内容を検討する中で、既存の構成に沿って改修を進めるだけでは、本来伝えるべき価値を十分に届けきれないと感じました。
そこで、既存サイトの構成を前提にするのではなく、一度ゼロからサイト構成を考え直したうえで、長沼商事さまの価値がより伝わるリニューアルをご提案しました。
長沼商事さまは、70年以上にわたり地域で信頼を積み重ねてきた企業です。一方で、単なるリサイクル業者にとどまらず、時代に合わせて新しい技術を開発し、事業化してきた革新的な一面も持っています。
アルミサッシのリサイクル事業では、溶解して低品質原料へ戻すカスケード型が一般的だった中で、サッシを再びサッシとして再生する「サッシ to サッシ」を世界で初めて事業化されています。厳格な品質管理により、国内大手メーカーへ安定供給を行い、品質面でも高い評価を得ていることは、長沼商事さまの大きな強みです。
また、スプレー缶・使い捨てライターの無害化処理においても、安全性を最優先に考え、可燃性ガスを大気へ放出しない安全・安心・確実な方式を採用されています。処理工程はすべて自社設備内で完結し、残渣のリサイクルまで徹底。2013年の事業開始以来、事故ゼロで運用を続けており、その実績が全国の自治体さまから選ばれ続ける理由になっています。
このように、長沼商事さまには歴史、信頼、独自技術、安全性や法令遵守の取り組みなど、伝えるべき価値が数多くありました。そのため、今回のリニューアルでは「安心・安全・確実」を表面的な言葉として掲げるのではなく、サイト全体から自然に感じていただけるよう、サイト構成や各ページのコピーライティングを特に重視しました。
さらに、打ち合わせで何度も訪問する中で印象的だったのが、社員の皆さまが気持ちよく挨拶をしてくださることでした。社長をはじめ、スタッフの皆さまの顧客対応力が高く、そこには必ず理由があると感じました。
お話を伺う中で、かなり以前から専務が先頭に立って職場の雰囲気を変えようと取り組まれてきたことを知り、別途取材をお願いしました。その内容をもとに作成したのが、「大切にしていること」のページです。長沼商事さまの人を大切にする企業文化や価値観が、第三者にも伝わるように形にしたいと考えました。
デザイン面では、お客さまだけでなく社員の皆さまも大切にする企業風土が伝わるよう、柔らかさを意識しました。一方で、法令遵守や高度な専門性、独自技術を持つ企業としての信頼性も損なわないよう、親しみやすさと専門性のバランスを大切にしました。
また、これまで社内で簡単に情報更新できる仕組みがなかったため、新しいホームページではWordPressを導入し、お知らせ、解体業者向け情報、リサイクル通信を社内で更新できるようにしました。これにより、最新情報をよりスムーズに発信できる体制を整えています。
今回のリニューアルでは、長沼商事さまが積み重ねてきた信頼と、常に新しいことに挑戦し続ける姿勢、そして人を大切にする企業文化を、ホームページ全体で伝えることを目指しました。
カメラマン:コニファー・宇秋 智康さま



