「先に時間をブロックする」という思考の習慣化

先日、気になっていた掃除のことについて何気なく考えていたことが、実は「人生において非常に大事なこと」と同時に「この思考法はマズイ」ということに気づきました。今日はそのことをブログで共有しようと思います。

掃除のことを考えていて気づいたマズイ思考法

何気なく考えていたこととは掃除に対する思考についてです。7月下旬から8月中旬まで妻が実家の大阪に子供2人を連れて帰っていたので、その間私は一人となり洗濯や掃除など、全てのことを自分でやらなければなりませんでした。

しかし、一人の時というのは仕事を進める上では最高の環境だと思っており、土日関係なく朝起きて支度をしたらすぐに家を出て、そして深夜まで仕事をするという毎日を送っていました。

そのような状況で掃除をきちんとせず、ホコリが目立ち始めていたため、心のなかでは「掃除をしないとな」と思っていました。

時間ができたらやる

その時は、次の週末なら時間が取れるだろうから、その際に一気に掃除をしようと考えていました。本当に何気なく考えた程度のことだったのですが、この思考が私にとっては良くない習慣であることに気づきました。

これは次のような例だとより分かりやすいのではないかと思います。

例えば、海外旅行で不自由なく会話できるようになりたいと、英語を勉強しようと決めたとします。しかし、社会人のため日中は仕事で時間が取れない。週末は家族サービスでなかなか難しい。夜に何とかやろうと考えているが、残業や仕事仲間との飲みなどで思うように時間が取れないかもしれない。現時点では時間を確実に確保できるかわからないから、時間ができた時にやろう。

これ、一番やってはいけないパターンです。なぜなら、誰かに怒られることでもないですし（重要度が低い）、近々に海外に行く予定が決まっているわけではない（緊急度が低い）ので、どんどん先延ばしされてしまいがちです。

この思考のパターンがダメだということは、セミナーや本からのインプットで知ってはいましたが、まだまだふとした瞬間に染み付いた思考がが頭をよぎるのです。

習慣化できるかできないかが分かれ目

たかだか掃除のことなのですが、私にとっては深く受け止める必要がありました。なぜなら、まだまだ仕事においてはやりたいことをやりきれていないですし、理想とする自分にも程遠い。

だからこそ、日々インプットやアウトプットを繰り返し、自分を高めていきたいと考えています。もちろん、通常の仕事を行っていますので、十分な時間が確保できるわけではありません。そのため、いつかやろうでは絶対にやれないのです。

発想を逆転させて「先に時間をブロック」することを考える

仕事はもちろん重要なことですが、それでも仕事が片付いてからやろうではなく、発想を逆転させてやりたいことの時間をスケジュールに先に組み込んでしまう。この思考が非常に重要だと思っています。

こうすることで、確実にスケジュールに落とし込むことはできます。実際には仕事の緊急対応などが発生したりして、時間が大幅に狂ったり、できない場合もあります。それでも、スケジュールに落とし込む（書く）という行動と、そのための思考は習慣化されていくので、実行に移す確率が格段に上がります。

「先に時間をブロックする」と思考は、私にとってはまだまだ意識していかなければならないものですが、この思考を習慣化できるかできないかが一つのポイントとなることは間違いないと思っています。

習慣化できればレベルが変わる

時間をブロックしてやりたいことを確実に行っていくのと、いつかやろうとなかなかやりたいことに手がつけられないのでは、当然ですが結果は全く違うものになります。後者は何も変化が起きないので成長もありえません。

ということから、「先に時間をブロックしてやりたいことをやる」という習慣さえ身に着けてしまえば、勝手に自分自身のレベルがあがっていくという言い方ができると思います。

まとめ

どこかで同じような話は聞いたことがあるけれども、なかなかできていないという方も多いのではないかと感じています。私自身も染み付いた思考法から脱却すべく、意識を強く持ってもがき続けている状況です。

だからこそ、たかが掃除のことだったのですが、私にとっては深く受け止める必要があったのです。

最近、私はプログラミングの勉強を始めました。プログラミングの勉強の時間は、予定を立てる上で一番初めにブロックするようにしています。なぜなら、プログラミングを理解することで、仕事の理解できる範囲が格段に広がり、もっとクライアントさまの役に立つことができるはず、またメンバー間での関係強化も図っていきたいという確信と理由があるためです。

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