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社長日記

充実感を得ようとする時に気をつけること

こんにちは。代表の砂子です。
今、私は一日の中での充実感というものを大切にしてます。特に寝る前「今日一日、充実していたか?」と自分に問うようにしています。

充実感に得るということに関して、特に意識せず過ごしている人もいれば、とにかく自分が好きなことをとことんまでやることで充実感を得る人もいれば、意図的に一日の基準を設定してクリアすることで充実感を得るという人もいるなど、様々だと思います。

このブログは、充実感を得たいと思っているのに今ひとつ充実感を得ることができてない人にとって、充実感を得る方法を見つけ出す何らかのきっかけになると思います。なぜなら、私自身同じような経験をしてきた人間の一人だからです。

今回のブログはモヤモヤしている人に向けて、私自身が以前はどのように捉えていたのか、そもそも充実感がなぜ重要だと思うのか、そして現在はどのように捉え何に気をつけているのかということをブログに書いていきます。

今までの私は充実感を外部に求めていた

今までの私のことを正直にお伝えすると、充実感を得ることに関して自分ではコントロール出来ないことに目を向けてしまっていました。これだけだと「??」だと思うので、例え話を用いて説明を続けます。

ある日、突然仕事仲間に飲み会に誘われて参加してみたら、そこに自分が憧れていた人がいて、人生の失敗談やそこから這い上がった話を聞くことが出来た。それだけではく、自分の悩みも正直に打ち明けたら親身になってアドバイスしてくれて、エネルギーをもらうことが出来たという体験をしたとします。

これって私にとってはすごく充実感を感じる出来事ですが、充実感を感じるポイントは人それぞれだと思うので、この内容で別に充実感を感じない人は、飲み会に誘われて行った先の出来事については、自分が充実感を得る体験に置き換えてもらえると良いと思います。

充実感のきっかけを見極める

ここで重要なのは、充実感を感じるきっかけとなった出来事が自分のコントロール外にあるということです。 つまり”たまたま”仕事仲間に誘ってもらったということがきっかけになっていることです。

もし仕事仲間が別の人を誘っていたら、先に挙げた充実感は得ることができません。ここが非常に重要です。ただ誤解してほしくないのは、この事例のような充実感が悪いということを伝えたいのではありません。これはこれでウェルカムだと思います。

しかし、外的要因による充実感ばかり追っていると、苦しくなるので注意が必要ということを伝えたいのです。なぜなら自分ではコントロールできることではないからです。

充実感を得る出来事が立て続けに起これば良いですが、全くそのような出来事が起こらない場合は、「なぜ頑張っているのに、充実感を得られないんだ?」というような感情に支配されます。毎日感じることはなくても、ふとした瞬間やゆっくり自分と向き合った時などに息苦しく感じます。

過去の私はまさにこのような状態でした。

そもそも充実感がなぜ重要なのか?という私なりの理由

ありきたりかもしれないですが、充実感というものは、私にとって前に進むエネルギーです。特に、充実感を感じた日の翌朝は目覚めが良くなりますし、その日の仕事も前向きに捉えることが出来ます。

これだけでも非常に大きなメリットだと個人的に感じていますが、それ以上に充実感を求める理由として、成長を感じられるということが大きいです。

あくまでも私の個人的な意見ではありますが、充実感を感じるのはいつも出来なかったことに挑戦して出来るようになったとか、やる必要性を感じながらも苦痛を伴うことだからと先延ばしをして来たことにに取り組んだなど、何かしらいつもと違うことをしたときに感じるものだと思っています。

大抵、充実感を感じる時はそれまでの自分を越えた場合であり、同時に成長を感じることができます。個人的には充実感を大切にする一番の理由はこれです。

私は成長を人生のキーワードとしているので、成長を感じると喜びを感じます。この喜びを感じるために充実感を大切にしていると言い変えることが出来ます。

今、充実感を得るために気をつけていること

100%自分でコントロールできることか

先程の例のように自分でコントロール出来ないことに目を向けるのではなく、完全に自分でコントロールできることに目を向けること。これを大事にしています。

先程の例で言えば、私なら「飲み会に参加したから充実感を得るチャンスを生んだ」と考えるません。「飲み会に参加した→新しい出会いが充実感を得るチャンスを生んだ」と捉え、もちろん飲み会も一つだと思いますが、安易に何でもかんでも飲み会にじゃんじゃん参加することを考えるのではなく、新しい出会いを増やすための行動に焦点を当てます。

例えば、以下のようなことです。

  • 異業種の交流会に参加してみる
  • 朝活などの勉強会に参加してみる
  • 地域のボランティア活動に参加してみる

必ずしもこういったことに参加したからといって、自分が思い描いていたような充実感を得るような出会いはないかもしれません。しかし、充実感を得ようと行動した事実は残ります。

この行動に焦点を絞ることが大切です。

大事なポイントだと思うので、もう一度別の例を上げて説明します。

例えば自分の仕事が営業の仕事だったならば、充実感を得ることを仕事の受注にすることは避けた方が良いです。もちろん、種を蒔いて肥料を与え続けて実を結んだという受注もありますが、見込み客に営業したタイミングがたまたま良かっただけで受注したということも往々にあるからです。

逆もまたしかりで、いくら良い提案をしても見込み客のタイミングが合わなければいっこうに受注できないこともあります。つまり相手が関わってくることは、自分で100%コントロールできないために苦しくなりやすいです。

そうではなく、受注するための行動として

  • 商談のアポイントを入れるために、一日○○件電話する
  • 商談中は相手の潜在的な要望を引き出すことに集中する
  • 次回の商談時に活かすため、商談後は必ず振り返りを行う

など、自分で100%コントロールできることだけに注力することが大切なポイントです。つまり、行動した結果ではなく、行動自体に充実感のポイントを設定することが重要になります。

基準を設定する

もう一つ大事なこととして、毎日充実感を感じたいと思うのならば、毎日の中での基準を設定することです。

先程の例でも

  • 商談のアポイントを入れるために、一日○○件電話する
  • 商談中は相手の潜在的な要望を引き出すことに集中する
  • 商談後は振り返りを行い反省点を見つけ、次回の商談時に必ず活かす

のように、目的は同じでも毎日の具体的な行動は違ってくるので、今日は最低でも何をクリアすれば充実感を得ることができるか、つまり自分の中での成功と言えるのか、と考えることが大切です。

少し話がそれますが、中長期のゴールに関しては、その時の自分の状況やステージによって変わってくると思っているので、個人的には常に変化してOKだと思っています。

どういうことかというと、営業の例で言えば、1年目の新入社員と20年目のベテランとでは、そもそも目指しているものが違うと思います。

1年目の新入社員の場合は、まずはとにかく受注するということをゴールとして、いかに人と会うことに繋がる行動が出来ているかにポイントを置くかもしれません。

一方20年目のベテランの人は、今後も継続して仕事を受注できるよう、クライアントとの関係をより深め定期的に受注をもらう仕組みを作ることをゴールにし、関係を深めるための行動にポイントを置くかもしれません。

このようにステージによって、中長期のゴールは変化するものだと思っています。

話を元に戻しますが、この毎日の中でゴールを設定するというのは、一日の中で意図的に充実感を感じる行動を設定するということです。短期間であれば、何となく毎日を過ごすこと比べても変化は感じないかもしれないですが、これを1年、2年と続けた場合、間違いなく充実感を得ることに関してのスキルが上がります。

結果として、自己肯定感や仕事などの成果にも大きな差が出てくるのは間違いありません。今の自分と大きく異なる結果を出すことを意図的に毎日作る。やらない理由は何もないですよね。

まとめ

日々大事にしているということに嘘はありませんが、私自身まだまだ精進中の身なので偉そうなことは言えなず、正直このブログを書こうか迷いました。しかし、過去の自分ならば教えて欲しい情報だと思えたので公開することにしました。

一人でもこのブログが役に立てれば嬉しいです。

「社長日記」では、代表の砂子がどういう人間なのかということを少しでも感じていただけるよう、日々感じること・体験したことなどを発信しています。ぜひ他の「社長日記」も合わせてご覧ください。
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