自社と関わる人や企業との関係性を普段からどう築くかが問われる

コロナが少し落ち着いて来たとはいえ、多くの企業ではいまだ大変な状況が続いていることと思います。このような状況の中、Web制作会社として仕事をお受けする中で感じたことを中心に今日はブログを書こうとと思います。

今日のブログはWeb制作業界に限った話ではなく、お仕事をしている全ての企業、人に共通することだと思っているので、このブログを通して一つでも今後の行動に変化をもたらすきっかけになれば嬉しく思います。

IT関連の企業もそこで働いているのは人である

企業によっては新しくコロナに対応したサービスを作り、ホームページでサービスを紹介する必要があるという会社もあるかもしれません。

IT業界の一つでもあるWeb業界。ITの一端を担うWeb制作会社も当たり前ですが働いているのは人であり、人が手を動かしホームページを作ったり、お客さまと打ち合わせしたり、社内で議論を重ねています。

人ですからもちろん感情があります。そのため、自分たちのことを大切に扱ってくれるクライアントさんには自然と頑張ろうと思えますし、いつも下請けといった態度で無理難題ばかり言ってくるクライアントさんには力になりたいとは思わないものです。

どんなクライアントでも自分たちの学びになると成長に繋げていくべきという理想論もあるかもしれませんが、現実にはそうはいきませんし、場合によってはお客さまを受注側が選ばなければならないこともあると考えています。

仕事をお願いする協力会社との関係性を見直す良い機会

現在の関係は今まで取ってきた行動の結果にほかなりません。良い関係が築けていて、このようなお互いが苦しい時期でもWeb制作会社が快く応じてくれる関係であれば、継続してより深い関係を築いていただければ良いですし、関係が悪く迅速に対応したいのに思うように動いてもらえないと感じているのなら、もしかしたら今までの関係性がよくなかったのかもしれません。

これは何もWeb業界だけでなく、どの業界でも同じだと思います。だからこそ、仕事を受ける立場ではなく、仕事をお願いする立場のことに想いを巡らせ、協力会社との関係性を見直すよい機会だとも思うのです。

このように考えると非常時ではなく、むしろ普段からどのような関係性を築くかが大事ということが言えます。

当社では業者ではなくパートナーさん

当社は仕事で協力いただくことが多い個人の方や企業さんのことを普段からチームの一員であるという意味を込めてパートナーさんと呼んでいます。ホームページ制作に直接関係がない、例えば金融機関や税理士事務所さんもチームの一員でありパートナーだと考えているため、同じくパートナーさんと呼んでいます。

またパートナーさんは当社のチームの一員であると捉えている以上、一方的に費用を下げてもらったり、無理な納期を要求したりすることはしません。

万が一、パートナーさんにとって喜ばしくないお願いをすることになる場合は、当社も痛みを伴った上でお願いするというルールを設けています。ただこれがベストとも思っていないため、試行錯誤を繰り返しより良い関係づくりの行動は続けて行こうと考えています。

そのようなことから今までパートナーさんとの関係性においては、トラブルになったことはありません。それでもまだまだ企業として未熟な部分がありますので、これからもしっかりと周りの方々との関係づくりを深めていきたいと思います。

まとめ

今回は何か大きなトラブルがあったという訳ではなく、お付き合いのあるクライアントさんが早急にホームページを改修したい方が良いことがあり、こちらからご提案しその改修作業を行っている時にふと思ったことです。

ふと思ったことではあるのですが、非常に大事なことだと感じたことからブログに書こうと思ったこと、またこの記事を自分たちの戒めとしても残しておきたいという思いからこの記事を執筆しました。

当社は「繋がり」を大切にしていますので。なおさらですね。

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