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ホームページ制作のよくある失敗例

今まで200近くのホームページの制作に携わってきた中で、ホームページ制作の失敗例というのも見てきました。また、同業仲間などから聞いたことも含めるとその失敗例の数は少なくありません。

そもそもなぜそんなに多くの企業が失敗を起こすのでしょうか?これには依頼されたWeb制作会社が正しくお客さまをリードしきれなかったという責任も多分にありますが、責任がどこにあるということは一旦横に置き、現実問題として失敗例が多くあることから、そのパターンをしっかり把握しておくことが重要だと考えています。

失敗のパターンを把握することで、これから作るホームページを成功へと導いていける可能性がグンと上がります。この記事ではいままで実際に見てきた多くの失敗例の実例を紹介し、少しでも良いホームページ作りに役立てていただければ嬉しいです。

なぜホームページ制作を失敗してしまうのか?

ホームページの目的がはっきりしていない

今はホームページを持っていて当たり前です。そのようなことから「新しく会社を立ち上げたからホームページを持とう。」「何となくよく見るあのホームページが気になるから、あんな感じで作ろう。」「このホームページを作ったのは7年前。競合はどんどん新しいホームページになってきて、何か自社のホームページはみすぼらしく見える。だからそろそろリニューアルしようか」

こんな感じで新規でホームページを作成したり、リニューアルしたことがある方は実際に少なくないんじゃないかと感じています。ここに共通することとして挙げられるのは、ホームページを作る目的が不明確ということです。

実はこのように目的を明確にせず何となくホームページを作ってしまったという企業は、Web業界に10年以上携わってきてかなり多いというのが実感としてあります。

ホームページの運用など自社のホームページに関して専門部署があるような、比較的大きな規模の企業であればこういったことはまずないですが、ホームページの担当は一人、もしくは本業と兼務しているといった小規模の企業では、上記のようなことが往々にしてあります。

例えばあなたが注文住宅の営業担当だったとします。その時にお客さんが「何となく戸建てがいいから作って欲しい」といった目的が不明確な場合、営業担当として非常に困るのではないでしょうか。

本来であれば、「いま子供はいないのですが、2人は欲しいなと思っているので家族4人が暮らせる家にしたい」「介護が必要な親と同居するのでバリアフリーの家にしたい」「和が好きなので和室を多めにして欲しい」など、何らかお客さまの目的や要望があるはずです。

このようなはっきりとした目的が不明瞭なままでホームページを作って、良いものができると感じますでしょうか?逆の立場だと少し理解しやすいかなと思うのですが、ホームページの世界でもこういったことが実は多くの現場で起こっています。

デザイン性だけ(見た目)にこだわって作った

肌感覚ではありますが、これが一番多いと感じています。一方でお客さまの気持ちも理解できます。

ホームページはサイト設計、コンテンツ、CMS、マーケティング、ドメイン、サーバといった知識がない方にとっては分かりづらい言葉が沢山あります。もし仮にWeb制作会社がお客さまの知識に合わせ、分かりやすい言葉で説明してくれたとしても、どうしても分からず何となく難しそうといった印象を持たれている方が多いのも事実です。

それに対して、デザインの部分は実際に目で見ることができ、お客さまにとっても非常に分かりやすい部分なので、どうしても見た目の部分に目が奪われてしまう傾向があります。ここがお客さまがデザイン性にこだわりたくなるという気持ちが理解できる理由です。

しかし、デザインの良し悪しは、ホームページを訪れていただいて初めて分かるもの。つまり、例えば検索結果ページではいくらデザインが良くても、デザイン性の部分で言えば他のホームページと同じように見えています。

ここでピンときた方もいると思いますが、ホームページに来てもらう前にやるべきことがあります。いくらデザインが良くても訪問してもらえなければ全く意味がありません。つまり、ユーザにホームページにどのように訪問してもらうかも同時に考えなければなりません。

それには有益なコンテンツが必要です。かなり荒削りな言い方になりますが、いくらデザインが良くても中身が薄ければ見てもらう機会すらありません。

逆の立場で普段ユーザとして様々なホームページを見る時のことを考えてみると理解できる方も多いと思いますが、見た目のデザインが素晴らしいと「凄いなー」とはなりますが、それが決め手でサービスや商品を購入しようとなるでしょうか?

大事なのは提供しているサービスや商品が、自分もしくは自社にとってどのようなメリットがあるのかを理解して腹落ちしなければ購入や申し込みといったアクションにはならないと思います。そこには商品やサービスについて紹介する文章や図・写真、動画などのコンテンツが必要になります。これらの内容が薄ければ購入してもらえません。

これは決してデザインが重要でないとお伝えしたい訳ではありません。見やすさや情報の分かりやすさ、会社としての印象、ユーザの課題に対して解決できそうなものかどうかなどを手助けする、サポート的な立ち位置で最優先事項ではないということです。

そのようなことから、デザインのみにエネルギーを注ぐ、もっと言えばデザイン性で決めてしいまうのは、自らビジネスに貢献しないホームページを作る意思決定をする行為だということを理解しておかなければなりません。

もちろんデザイン性があるに越したことはありません。また業界によってもデザイン性に関しては求められる基準も違ってくると考えています。アパレルブランドやエンターテインメント系の業界はデザイン性を求められますが、全ての業界がそうである必要はなく、目安としては自社が属している業界においてデザイン性が平均よりは優れているということをクリアしていれば、まずは一定のラインをクリアしていると当社では考えています。

ホームページの公開がゴールになってしまっている

Web制作会社のスタッフや大手企業でコーポレートサイトやサービスサイトを多数作成しているということがない限り、ほとんどのホームページ担当者、もしくは経営者の方にとってホームページを制作することは初めて、もしくは2度目など、何度もあるものではないと思います。

だからこそ、最初から理解することが難しいのですが、ホームページを作詞して公開することは、あくまでも一つの通過点に過ぎません。まずは最高のホームページを作って公開するという目標を立てるのは間違ってはいないですが、大事なことは公開後の運用です。

「ホームページは公開してからスタート。公開後の継続した情報発信などホームページ運営が非常に重要だ」というようなことは、様々なところで声高に叫ばれているので、あなたも一度は聞いたことはあると思います。

ここを強く意識した上で制作をスタートしないと、ほとんどの場合は公開がゴールになってしまいます。仮に数百万を掛けてどんなに良いホームページを作っても、公開してから正しい運営をしなけば、ビジネスに貢献するホームページになることはないと断言できます。

ということは制作自体はひとまず成功したとしても、ビジネスに貢献するホームページにはならないので、長い目で見た時にはホームページ制作に関して失敗だったということになります。

集客のことを考えていない

ホームページを作ることしか頭になく、ホームページへの集客については全く考えていないケースです。

Web業界の人間の私ですら、Web業界に携わってから何年もの間、ただホームページを作ることだけを考えていたくらいですから、集客のことまで考えられている経営者の方やホームページ担当者の方は非常に少ないです。

「目的がはっきりしない」の箇所でもお伝えしましたが、今はほとんどの企業がホームページを持っているからこそ、新しくホームページを作ったくらいで、何不自由なく集客できるなんてことはありません。

ブログを更新したり、SNSを使って認知を広げていったり、見込み客へメルマガを使ってアプローチしたり、広告を出稿したりとどこに力を入れて、ユーザを呼び込むかということもまで考えておかなければ、作ったけど全く反応がないということになりかねません。

ホームページに集客するにあたり様々な手段がありますが、どのような手段があるかについて「ホームページの集客経路を考える」で詳しく書いていますので、合わせてご覧ください。

ではホームページ制作で大事にすべきこととは?

基本的には今まで書いてきた逆のことをすると考えれば良いです。それぞれ一つずつ見ていきましょう。

何のためにホームページを作成するのかはっきり目的を持つ

お客さまによってホームページの目的は様々です。一番わかりやすいのはECサイト。一つでも多くの商品を販売し売上を立てることが目的です。

他にはお問い合わせをもらう、資料請求をしてもらう、無料体験会への申し込みをしてもらう、提供しているサービスの会員を増やす、一新することでイメージを変えるなど。

ホームページ上での目的は違えど、ホームページを作成する最終的なゴールは売上です。つまり自社のビジネスに直接的・間接的にホームページが寄与することだと当社では捉えています。

この最終的なゴールから逆算し、自社の提供するサービスによってホームページ上では何を目的にするのが最善かを考えます。「自社の提供するサービスによって」と書きましたが、なぜここが大切かを具体例を出してもう少し腹落ちしてもらいたいと思います。

例えば新築のマンションを販売する会社が、建設中の新築マンションの販売促進のために、その物件の特設サイトを作ったとします。もし、この特設サイト上ですぐ物件が販売できたら嬉しいですよね。

しかし、現実問題としてそのような可能性は限りになく低いです。ほとんど多くの一般の方にとっては、家を購入することは人生で一番の買い物になります。だからこそ、複数の物件を慎重に比較しながら選びますし、営業マンの話を聞き疑問点があれば質問をします。さらにはモデルルームや現地で実際の物件を内見しイメージを確かめるなど、購入までに販売会社の営業マンとかなりやりとりをすることになります。

単価が高額であり購入までのお客さまの行動プロセスを考えると、特設サイト上で全てを完結することはあり得ません。そこで販売会社が考えるのは、まずは資料請求や内見会の申し込みをしてもらう、もしくはイベントに来てもらうなどです。これらを通してお客さまの情報を得て、その後の営業活動に生かしていくことが特設サイト上での目的となります。

いくら自社のホームページでの目的は〇〇にしたいと言っても、このように自社が扱っているサービスによって、適切な目的を定める必要があります。

この目的が定まってはじめてどのようなホームページにするべきか、次のステップに進むことができるのです。この目的がブレるとホームページ作成が失敗してしまうということが、少し理解いただけたのではないでしょうか。

見た目でなく質に重きを置く

文章量をしっかり意識する。

例えば自社で提供しているサービスが3つあるとします。その3つのサービスについてのそれぞれの説明が5行くらいしかなければ、ユーザーとしてはまずそれぞれのサービスについて理解することはできないでしょう。

また、仮に理解できたとしても何が強みで他社と違うのか、つまり買う理由をこの数行で見つけることはほぼ不可能です。ましてや自社の課題を解決できるサービスになり得そうなものかの判断はほぼできないでしょう。単にサービスの紹介をしているだけで、本気でサービスを売りたいとは言えない状況です。

このような状況では、ユーザが「ここから買いたい」となることはありません。脳に汗を書き渾身の力でサービスを紹介してやっとユーザに伝わるか伝わらないかというラインに立つことができると言っていいでしょう。これはサービスページに限ったことではないですが、どのページもしっかりとした文章量を意識することが重要です。

とは言ってもいきなり文章を作るのは難しいので、普段から様々なホームページを見ている中で良い文章だなと感じることがあれば、ブックっマークなりメモするなりして、実際にホームページ作成時に見返すことが出来るようにしておくと良いでしょう。

また、同じ業界の競合他社とは基本的なページ構成は同じようなものになるはずですので、競合他社のホームページを調査しておくことも重要です。調査の際はデザイン性の部分ではなく、あくまでも文章を中心に確認し、ユーザとして逆の立場で見た時に分かりやすい、伝わってくるものがあると感じるコンテンツがあればベンチマークしておくと良いと思います。

また、文章量がなぜ大事かということについては、SEO的な観点から見ても有効だと考えているからです。もちろん単に文章量が多ければ良いという訳ではないですが、先程も触れたように「文章量が少ない=ユーザが理解できない=SEO的にも評価されない」という構図が出来上がります。つまり文章量をある程度確保しなければ検索されるホームページへと進化させることができません。

このようなことが文章量をしっかり確保するという意識が大事とお伝えする理由です。

分かりやすさを意識する

よくトップページのメインビジュアルに、なんとなくカッコ良く見えるからと英語のキャッチコピーを見ます。この英語のコピーに憧れを少なからず持つお客さまも多いものです。しかし、これは基本的にはNGだと考えてください。

納得がいかない方は、手を止めて30分程ネットサーフィンしてみてください。全員が必ずそうとはもちろん言い切れないですが、英語のキャッチコピーをスルーして、目は日本語を追っていることに気づくはずです。

もしあなたが上記のような目線の動きをしたならば、多くの日本人と同じだと思っていただいて良いと思います。日本人の目は英語を無視して日本語を追いかけます。

このようなことから、英語は多くのユーザにとって意味がわからないただの飾りです。理解できないものが訪れたユーザが最初に目にする大事な場所に配置されてるのは、シンプルに考えると不要なことだと言えます。

限られたスペースにしっかり分かりやすい言葉で端的に書かれた言葉が、瞬時にユーザにとって自分に必要なホームページかどうかを判断します。

これはあくまでも一つの事例に過ぎませんが、ユーザにとってとことんまで分かりやすさ、使いやすさ、心地よさを提供することがページを回遊したり、ホームページに良いイメージを持つなど、コンバージョンの可能性を上げていきます。

一つ一つに関しては、何も特別なことではなく当たり前のようなことばかりです。魔法はありません。細かいことをしっかり積み重ねたホームページが勝ちにつながっていきます。

公開後の運用を見据えてホームページ制作を捉える

当社のブログでも何度か「ホームページは公開がスタート。公開後の運用が大事」とうことをお伝えしていますし、ホームページのご担当者であれば、一度はどこかで聞いたことがあるフレーズだと思います。

これはまさしくその通りです。いくら理想的で自分たちが考えていた通りの納得がいくホームページが出来上がっても、公開後にホームページの運用をしなければ継続した集客につながりませんし、集客できなければビジネスに貢献するようなホームページになりません。

このようなことから新規ホームページ作成、既存ホームページのリニューアルのどちらにせよ、作成して公開するだけのプロジェクトではなく、公開後に何を更新していくのか、またそこに人員や費用はどれだけかけることが出来るのかなどを作成前に大まかなものでも計画しておくことが重要です。

この辺りのことは「ホームページの更新について考えておくべき6つのこと」でも詳しくお伝えしているので、ぜひご覧ください。

ホームページの制作だけでなく集客も考える

前章の公開後の運用と連動することでありますが、集客のことも考えることが重要です。運用を行う理由は、集客するということも大きな理由の一つです。資料請求や相談会への申し込みなど、ホームページ上でのゴールであるコンバージョンをいかに増やしていくかなど他の理由ももちろんありますが、同じくらい集客も大事な理由です。

つまりホームページの作成を検討し始めた時から同時に集客のことも考え、公開後の運用をどうしていくのか、といったことを検討事項として考えなければなりません。

集客はホームページだけでなくSNSやメールマガジンなど様々なものが含まれますので、その点も見逃してはなりません。ホームページだけで集客を考えていると非常に難しいですし、仮に成果が出たとしても時間がかかる可能性が大きいです。

このようなことはプロの専門家ではなければ分からない部分だと思いますので、ぜひ依頼するWeb制作会社からアドバイスを貰いつつ、議論を通して理解を深めていくと良いと思います。

まとめ

世にある多くの失敗例はもちろんこれだけではないですが、その中でも代表的なものをピックアップしました。

これをやれば絶対に失敗しないというものでは決してないですが、限りなく失敗のリスクは減らすことができると考えていますので、一つでも参考にしていただければ嬉しいです。

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