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ホームページの集客経路を考える

ホームページにおいて集客経路を考えることは、どのようなホームページを作るか、公開後にどのように運用していくかと同じくらい非常に重要なものです。これは新規でホームページを作る場合はもちろん、既存のホームページのリニューアルの場合でも、どちらの場合も重要です。

特に新しくホームページを制作する場合においては、公開してすぐにバンバン集客できるなんてことはほぼないため、制作過程の中でどのようにしてホームページへ人を集めるのかという、集客経路を考えることが必須です。

仮に注力した集客経路からの結果が思うように行かなくても、事前に集客経路を色々と把握しておけば別の集客経路に注力先を切り替えるなど、すぐに対応できることも大きなメリットです。

公開したらどんどん人が集まってホームページを見てくれると思い込み、集客経路のことを何も考えていなければ、公開し時が経ってから急に慌てふためくなんてことになりかねません。

今日は「集客経路のことなんて考えたことがなかった」というホームページ担当者の方や、経営者の方に向けてホームページの集客経路についてお伝えしていきたいと思います。

集客ツールであるホームページの集客経路って??

そもそもホームページも集客ツールの一つなのに、そのホームページへの集客経路を考えるとはどういうことか?と疑問を持たれる方がいるかもしれません。そうですよね、このような疑問はある意味正しいことだと思いますが、これからお伝えすることも冷静に考えると理解できると思います。

例えば何か調べたいことや気になること、分からないことがあった時は、恐らく大多数の方がまずはネット上で情報を検索すると思います。今は新型コロナウィルスが猛威を奮っているので、その情報を集めるためにあなたも既に何回もネットで検索したのではないかと思います。ホームページはその検索結果にいかに掲載させクリックしてもらうかという重要な役割がありますが、役割はそれだけではありません。

TwiiterやFacebookなどのSNSでは個人だけでなく企業も様々な情報を発信ができます。そのSNSで発信された情報を通して認知した企業や商品、またはサービスがあった時、あなたはそのまま問い合わせしますでしょうか?恐らくは一旦その企業なりサービスサイトなどホームページでより詳しく情報を確認するのではないでしょうか。多くのユーザは気になった企業があれば大抵はその後ホームページを訪問するという行動を取ります。

これはオンラインだけでなく、展示会やセミナーといったリアルのオフラインの場でも同じことが言えます。資料をもらってその場で直接説明を聞いたとしても、余程のことがない限りその場での契約には至らず、帰ってからホームページ上で改めて情報を確認するという行動を取ります。

このようにホームページは様々な経路の受け皿となる中心的な役割を担います。そのため、ホームページへの集客経路をまずは把握する、そして自社としてどういった経路を重要視して、注力していくのかを考えることが非常に重要となるのです。

では実際にホームページへの集客経路にはどんなものがあるか把握する

では実際にホームページの集客経路はどのようなものがあるか掘り下げていきます。

ホームページの主な集客経路は5つ

自然検索からの流入

例えば「ホームページ 集客」など、何か調べたいことや気になった時にキーワードを入力して検索し、検索結果から自分の欲求に応えてくれそうなタイトルや文章を見つけクリックし、ホームページを訪問する経路です。ホームページのご担当者や経営者であれば、普段からユーザーとして取っている行動なので理解しやすいかと思います。

こちら特に費用がかかるわけではないので、運営側としては重視したい経路です。検索結果ページおいて1ページ目の上位に表示されれば多くのユーザーをホームページへ呼び込むことが可能になるので、当然ながらそうしたいと思うでしょう。

しかし、他社も考えていることは同じです。上位表示させようと各社しのぎを削っているので、そうそう簡単に表示できるものではありません。上位表示にはユーザーにとって有益なコンテンツを発信することが必須でノウハウも労力もかける必要がありますが、説明しだすと長くなるのでここでは割愛します。

有料広告からの流入

自然検索のようにキーワードを検索した時に表示されるリスティング広告や、ポータルサイトやブログなどに表示されるディスプレイ広告、YouTubeなどの動画広告、FacebookやLINE、TwiiterなどのSNS広告などがあります。当然ですが広告費の支払いを止めれば掲載も止まりますので、有料広告は常にお金がつきまといます。

SNSからの流入

Facebook、Twitter、Instagram、LINE、YouTubeなど様々なものがあり、今後も新しいツールがどんどん出てくる可能性があります。また、もしかしたら今は主流でも将来的には消えていくSNSも出てくるかもしれません。

SNSは企業だけでなく個人でも情報発信ができますので、企業によっては企業アカウントは持たず各社員が個人アカウントを持ち、個々に有益な情報を発信することを通して企業としての認知を高め、ホームページへの集客につなげているところもあります。

このようにSNSを上手く活用している企業はホームページへの集客だけなく、採用活動にも成功し採用コストを削減したり、新規問い合わせを獲得し売上を増加させています。SNSは無料で取り組むことができますし、拡散という点でも優れているので使わない手はないと考えています。

外部サイトからの流入

自社ではない他のホームページに設置された自社へのリンクをクリックしてユーザーが自社のホームページに訪問する経路です。分かりやすく言い換えると、自社のホームページを紹介してくれていると言えます。他のホームページに自社へのリンクを設置してもらうことを被リンクと言いますが、紹介する方も有益な情報を発信しているから、企業としての考え方が共感できるなど、理由は様々ですが紹介したくなるような何かがあるからリンクを設置してくれています。

自社でコントロールすることは難しいですが、ユーザーが思わず紹介したいと思う価値ある情報提供と信頼を得ることで、被リンクを増やすことができます。

被リンクからの流入自体も大きな資産ですが、被リンクの量はGoogleの検索結果の重要な要素だとも言われており、多くのホームページから被リンクを獲得できれば検索結果での表示にも好影響(より上位に表示されやすくなる)を与えると言われています。

ダイレクトでの流入

一度ホームページを訪れたユーザーが気になってお気に入り登録しそこからのリピート、メルマガに貼ったURLからの流入、名刺やチラシなどの印刷物に掲載されたURLを直接入力、社内で使用しているチャットワークなどに記載されたURLをクリックしての訪問などがこれにあたります。

※SNSや外部サイトにも広告がありますが、分かりやすくするためにここでは有料広告にグルーピングしています。

現在の集客経路をしっかり把握する

これらを踏まえ、もし既存のホームページのリニューアルであれば、現在の集客経路においてどの経路からの流入が多いのか、またどの経路から流入するとホームページをよく見られているのか、コンバージョンに至っているかなども合わせて把握することが重要です。

このような数値を把握しておくことで、強い集客経路により社内のリソースを集中させるといったことや、実は業界的には反応が良い集客経路にも関わらず自社では数値が悪いため、改善して取り組んで反応を見てみようといった行動を取ることが可能になります。

新規でホームページを作る場合はデータがないので、ここは飛ばして構いません。

社内のリソース(人員・費用)を把握し取り組むべきことからスタートする

いくらお金をかけて他人から素敵だと評価されるようなホームページを作っても、公開後の運用を何もしなければアクセスが増えるなんてことはまずあり得ません。これは既存のホームページのリニューアルでも同じことがいえます。リニューアルの場合、リニューアルして以前よりも滞在時間が伸びたり、平均ページビューが増加したりといった改善も見られることは往々にしてありますが、運用を何もしなければ、ユーザーの流入が増えていくことはなく、逆に減っていくと思った方がいいです。

そのためにも集客経路と社内のリソースを把握し、自社で取り組むべきことからスタートしていくという意識が大事です。全ての企業に当てはまることではなないですが、一気にあれもこれもやっていくというよりは、注力する施策を絞るべきだと考えています。やりたいことが複数ある場合は、優先順位をつけて徐々に広げていくという考え方の方が上手く進むケースが多いです。同時に継続性を重視することも大切なポイントです。

「運営はここまでやれば大丈夫」というものでなく継続していく必要があり、継続を止めればその瞬間から早かれ遅かれコンテンツの評価が下がっていき、やがてホームページ全体としてのユーザーからの評価を落としてしまうでしょう。その結果、Googleからの評価も落とすことになります。それは検索結果の順位が下がることを意味しています。

このような自体を避けるためにも、運用を継続していかなければなりません。また、仮に選択した集客経路が仮説通りに流入につながらないという場合、違う集客経路に切り替え施策を行っていく必要があり、一つの施策をやり続けるというだけでなく、例え施策が変わっても運用し続けるという点でも継続性が重要となります。

もち発信したコンテンツの質が非常に高く、数年経っても自社にとっての流入の柱であり続けるものも実際にはありますが、質の高いコンテンツをいくつも作ることは至難の技です。

質の高いコンテンツを目指すのももちろん大事なことですが、集客を強化していくという視点で考えた時には、施策をやり続けるというマインドがより重要になってくるでしょう。

まとめ

長々と集客経路のことについて書いてきたので、多少は集客の大切さを感じ始めていただいているかなとも思います。

特にホームページのご担当者さまは、既存ホームページのどこを改善すればもっと問い合わせが増えるのか、またはそろそろリニューアルの時期だから次はこういった機能を追加したいなど、ホームページの構成や機能の改善案ばかりに目が行きがちだと思いますし、これはこれで非常に重要なことではあります。

しかしながら、同時に集客経路について考え、今とは違う施策を打つことで流入を増やし、結果問い合わせなどのゴールにより結び付けられないかといった視点を持つことを忘れてはなりません。

この記事が何らかの気付きのきっかけとなり、少しでも御社のホームページが事業に寄与するものになれば嬉しく思います。

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