笑顔が持つ力

「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」という言葉であったり、企業研修で笑顔の練習をしているのをテレビで見たりして、笑顔って大事だよなとは思いつつ、一方でどこか咀嚼しきれていない自分もいたが、実際にホームページ制作を通して笑顔が相手に与える影響について気づいたことを今日は共有しようと。そして、ホームページで使用する写真について、少しでも参考になればという視点を持ってまとめようと思う。

実際の作業中に自分が笑っている

これは実際のホームページ制作の現場で何度か経験したことだが、スタッフ紹介ページを制作するため、全スタッフさんの写真をプロのカメラマンが撮影しそれをトリミングしていた時のこと。

どのような写真を撮影するかは、ホームページを通してターゲットとなるお客さまに「どういう印象を持って欲しいか？」という戦略によって異なってくるが、関わってきたものとしては笑顔の写真を撮影することが多かった。

スタッフ紹介ページに掲載するため、数十人の笑顔の写真をトリミングを続けていると、気づくと自分も笑顔になっている。これはもう100%そうなる。もしかしたら信用しない人もいるかもしれないが、この経験を通して私が確信していることは笑顔は伝播するということ。笑顔は笑顔を呼ぶ。これは私自身の子どもを見ていても思うことだ。

「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」の私なりの解釈

自己啓発系のセミナーや本で、「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」というような話を何度か聞いたことがあった。できる限りそうしてみようと思っても、今ひとつピンと来ないことも正直多かった。しかし、先ほど書いたホームページの制作中の出来事というのは、トリミングの作業が楽しいから笑顔になっていたのではない。笑顔の写真ばかりを見ていたから自分も気づいたら笑顔になって、その時間がなんとなくほっこり幸せな気分になっていたのだ。

「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」というのは、「自分が笑顔だと見ている相手も笑顔になるから、結局巡り巡って自分もさらに笑顔になって幸せになる」というパターンもあるんだと今は解釈している

でも…笑顔にも種類がある？

記憶では接客の仕事をし始めた22、3歳頃から思っていたことがある。「なんで同じ笑顔でも、こちらが気持ち良くなってしまう素敵な笑顔の人もいれば、笑顔なのに何も感じない人がいるんだろう？」と。お客さんとの接客の場面や、逆にお客さんとして訪れたお店の店員さんと接して感じたことだ。

会釈は15度、感謝などを伝える最敬礼は45度などというのを何かで見たことがあるが、笑顔にも口角の角度、目尻の角度、話し方のトーン、受け答え時の姿勢など、「数値化されているものがあるのか？」なんてことを考えたこともあったが、少なくとも私自身はそのような話は聞いたことがないし、実際に日常生活を送る上でいちいち数値を意識するなんて不可能だ。

だから受ける人の感覚によるところが大きいのだと思うが、一つ言えるのは、必ずしも相手が笑顔になってしまう笑顔ばかりではないということだ。

質で勝負はもちろんだが、量で勝負でも効果を十分発揮できる

確かに冷静に考えるとトリミングの作業をしていたクライアントのスタッフの方たち全てが心を鷲掴みされるような笑顔ばかりではなかった。しかし、事実私は笑顔になっていた。一人の素敵な笑顔で相手の心をほぐすこともあれば、たとえ相手の心を鷲掴みにするような笑顔とはいかないまでも、数で相手を笑顔にすることは十分可能だ。いずれにせよ、笑顔にはパワーがある。

まとめ

ホームページで自社のお客さまに親しみを持っていただきたい場合、ベタではあるがやはり笑顔の写真を使用していくべきだと考えている。それも社長の写真のみなど単発ではなく、ホームページ全体を通してより多くの写真で訴求していくことがポイントだ。また当たり前ではあるが、素人が撮るよりもプロに撮ってもらった方がより伝わる写真が撮れる。だからこそ、撮影は費用をかけてでもお願いする部分であると思っている。

当社でも写真撮影のサービスを用意しておりますので、ぜひ一緒に検討いただければと思う。

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