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社長日記

子どもから学んだスタッフさんが生き生きと働く強いチームの作り方

こんにちは、代表の砂子です。
組織を率いているリーダーは、「スタッフさんが持っている能力を出し切れていない」「どうすれば能力を引出し、よりチームが成長するだろうか?」など、何かしらどうチームを導くかといった悩みを持ったことがある方がほとんどだと思います。

私自身、大学4年時に体育会硬式野球部で主将を務めた時に、チームに対する悩みを抱えた経験があります。

現在、私には4歳の娘と2歳の息子がいるのですが、先日4歳の娘から「どうしたらスタッフが伸び伸び働き、持っている能力を存分に発揮できるのか?」という問いに対するヒントをもらいました。

子育てとスタッフ教育は、人を育てるという点で根本は同じです。そういった視点から、今日のブログはスタッフさんを育て強いチームを作るという組織論にも通じるところがあると思っています。

あくまでの私の個人的な見解ですが、チーム力を上げていくためのヒントを共有したいと思います。

結論:スタッフの居場所を作り安心感を得られる環境を作る

結論としては見出しの通りです。本来、お客さまに向けてエネルギーを最大限注がないといけないものですが、例えばスタッフ同士がいがみ合って、自分の居場所づくりにエネルギーを注いでいる状態では、100%の仕事はできるはずがありません。

そんなことを、4歳の娘が気づかせてくれました。

子どもは安心感を求めている

実際の自宅での出来事なのですが、先日少しでも早くオフィスに行きたかったため、家を出る用意ができた私は弁当を作ってくれている妻の直ぐ側で待っていました。

自然と今か今かという雰囲気が出てしまい、それを感じ取った妻が「そんなにプレッシャーかけないでよ」という言葉を発しました。

妻と私の中では全く喧嘩というつもりはなく、妻の方も半分冗談ぽいニュアンスを含んでいたのですが、4歳の娘にとってはいつもと違うただならぬ雰囲気を感じ取ったようでした。

自分でいうのも何ですが、普段からほとんど喧嘩せず仲が良い夫婦であると思っていますし、子どももそのような姿を普段から見ていると思っています。だからこそ、この時のやり取りに対して異常を察知したようでした。

子どもからすると、親が喧嘩ばかりしている姿は決して良い状況とは言えないと思いますし、自分の居場所も作りづらいと思います。何より安心という心の拠り所を持ちづらくなります。

この時も「どうしたの?」と言葉にこそ出しませんでしたが、明らかに少し動揺している様子でした。

恐らくこのような状況では安心感がなくなり緊張状態となり、例えば運動でいえばいつもできることができなくなるなど、明らかにパフォーマンスが落ちると思います。

スタッフさんも安心感が欲しいと思っている

4歳の娘から得た気づきは、会社などのチームに置き換えても同じことが言えると思っています。

会社でいえば、スタッフさんも会社での自分の居場所を求めると思いますし、安心感を得たいという心理が働くと思います。

チーム内で派閥ができていがみ合っている、上司の指示が理不尽で次に何を言われるかわからない、一度失敗すると二度とチャンスを与えられないといった状態では安心感は得られません。

これ以外にもチームによって様々な状況があると思うので、これだということは言えないですが、とにかくこのような安心感を奪う要素を取り除くこと、そしてより安心感を得やすい状況を作ることが重要です。

ここまで言い切れるのは、このような状態ではとてもベストパフォーマンスが出せるとは考えられないからです。

もちろん安心感を感じることが、「これでいいや」というスタッフさんのモチベーションにつながってしまうことも考えられるため、チームの成長を考えると避けなければなりません。

上記のようなことからも、安心感があればそれで全てOKということでは決してないですが、不安定な状態では本来注ぐべきお客さまへ向けたエネルギーは最大化されないことは間違いありません。

上司同士がいがみ合うのではなく、目標に向かう同志という関係性を見せる

子どもには親が仲が良い姿を見せることで安心感を与えられる

いつ誰からということは記憶にないのですが、子育てにおいて「親が仲良くしている姿を見せるのは子どもにとって良いこと」とアドバイスを受けたことがあります。

これは実際に子育てをしていて、非常に感じる部分です。先程の例もそうですが、子どもは両親の姿というのを本当によく見ているものです。

子どもが安心感を得るには、まず親自身も関係性を良好にすることというのは間違いありません。まず親自身が家族に対しての安心感を得ることで、子どもにも安心感を与えることができるのだと思います。

スタッフさんは上司や経営者の目標に向かう姿勢に自分を重ねる

会社においては単に仲が良いというのは、必ずしも良いことだとは言えない部分がありますが、少なくても同じ目標に向かう同志であるということを、スタッフさんに見せる必要があると思います。

意見が異なれば激しい議論を交わすことも当然あると思いますが、向かっているところは一緒ということさえ理解できれば、スタッフさんも同じ同志の一員だということを受け止めることができます。

そして、同志として自分の居場所を感じることができれば、自分には何ができるのか、何をすべきかということを自ら考え出し、チームの一員として成長していくのではないでしょうか。

まとめ

このブログを読んでいただいている方の中にも、お子さんをお持ちの方も多いと思います。みなさんも子どもから学ぶことはあると感じているのではないかと思うのですが、私自身は子どもから学ぶことは非常に多いです。

であれば、子育てとスタッフ教育を別々に捉えるのではなく、共通点はないかという視点を持った方が良いですよね。

まだまだ学べることはあると思うので、ブログで共有できそうなことは今後も積極的に発信していきたいと思っています。

「社長日記」では、代表の砂子がどういう人間なのかということを少しでも感じていただけるよう、日々感じること・体験したことなどを発信しています。ぜひ他の「社長日記」も合わせてご覧ください。
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