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社長日記

感情が下がった時、自然に前向きになる私なりの方法

人間誰しも感情の波があると思います。特に悩んだり、思うように行かなかったりした時、感情が下がってしまうこともあるでしょう。

出来るだけ感情の波を小さくし、良い感情で過ごしていたいと努力している方は何人も知っていますが、いつも絶好調で過ごしているという方には、いままで出会ったことがありません。私自身ももちろん波があります。

この完全にコントロールできない感情の波に対して、できるだけ波を小さくしたい、もしくはできるだけ早く高い状態に戻したいと考えている人がほとんどではないでしょうか。私はそう考えている一人です。

こういた感情の波に対する自分なりの対処法を持っている方がいる一方で、そうしたいと思いながら、自分なりの対処法を持っていない方も相当数いるのではないかと勝手に推測しています。

私自身も常に「どうすればいいんだろう?」ともがく時期がありましたが、過去を振り返っている時に私なりの答えを見つけました。今日はそんな私なりの方法をブログに書いてみたいと思います。

結論:何もしない。対象物から距離を置く

私の場合は、極論すると「何もしない」が答えです。実は2ヶ月くらい前にもあることに頭を悩ませていました。具体的にいうと人生を豊かにする第2領域のことに対する取り組みについて悩んでいました。

4つの領域の図

いまやらなくても現状に変化がないし誰にも迷惑がかからないが、自分(もしくは会社)にとって重要なこと。この重要なことに取り組むかどうかで自分や会社の将来が変わってくる、別の視点で言えば自分で未来を作ることができるのです。

この第2領域のことを考えることは、本来将来こうなりたいというワクワク感を伴うはずのものだと思っていますが、この第2領域のことを考えること自体がワクワク感ではなくストレスとなっていることに気づきました。

ストレスに感じていたことに気づいたし、やるべき行動に移していなかったので、このまま考えることを継続すると、やりたい・なりたいと思っている事自体を否定してしまうかもしれないと思い、一旦立ち止まる選択をしました。そして1ヶ月間は第2領域のことを何も考えず行動もしないと決めたのです。つまり距離を取ることにしました。

距離を取ることで、自分が心から望んでいることなのか、単に軽い気持ちで考えていたのか、自分の想いの強さも確認できるはずと思ったことも大きな理由の一つです。

結果的には、これが奏を功し感情も元に戻すことができましたし、さらに第2領域のことについてもやりたいという想いが弱くなるということはなく、自分自身の想いを確認することができました。

なぜこの方法に辿り着いたのか

20代、30代は現在より感情の波が大きく、どうすれば理想の状態に持っていけるのか、またどうすれば短期間で戻せるのかを常に考えていたのですが、なかなか答えを見つけられずにいました。

しかし、ある時に社会人1年目のことを思い出し、その時の経験が私にとって一番良い方法だということを見つけたのです。

初めての仕事

本来は人に話すようなことではないのですが、私の実体験を正直にお伝えしようと思います。私は大学4年まで体育会の硬式野球部に所属し野球に打ち込んでいました。4年時には周りの学生たちは就職活動に勤しんでいたが、私自身はどうしてもやりたいことが見えず、就職活動をほぼ行いませんでした。

それでも多少なりとは動かなければと思い活動はしたにはしたのですが、記憶している限り、就職試験を受けた社数は4社。そのうちの1社から採用通知をもらうことはできたものの、後から知ったのですが入社した会社は離職率が高く、それを見越してかなりの数の学生を採用するという会社でした。

私は東京都内の部署に配属されました。同期は10人いたが、私もご多分に漏れず離職組となります。4月に入社して記憶では7月末には退社。たった4ヶ月だったのですが、それでも既に同期は半分になっていたのには驚きました。それくらい退職する人間が多い会社だった。

仕事としては飛び込み営業がメイン。やりたくて入社した訳ではない私はすぐに仕事に嫌気が差し始めました。朝、営業で出かけるも日中はダラダラと無駄な時間を過ごし、夜オフィスに戻って「今日は契約取れませんでした。」という報告をするのみ。今思えばかなり人生に対して投げやりになっていました。そんな仕事ぶりで契約なんて取れるはずもありませんでした。

そして退職…

退職後は特に精神的な病気を抱えたというわけではないのですが、短い期間ながらもダラダラとした生活習慣が身についてしまい、家で寝続ける日々を1ヶ月程過ごしてしまうことに。

冷静に考えればかなりまずい状態だったと思いますが、私自身にとってはこの退職後の1ヶ月間が非常に重要な期間となりました。

その1ヶ月を過ごしてどうなったかというと、「流石にこのままではまずいな。人間として終わってしまう。」みたいな気持ちが芽生え、そして日に日に大きくなって行きました。その何とかしなければという自分と、ダラダラしていたい自分が戦い始めたのです。始めのうちはダラダラの自分が勝っていましたが、いつしか五分五分になり、いよいよ何とかしなければという気持ちが明らかに勝っていると自覚せざるを得ないくらいになった時、一気に何かが弾けました。

自然と仕事がしたいという感情に

特に何を意識したとかそういったことは全くなかったのですが、ただただ「仕事がしたい」という感情が泉のように湧きおこりました。そこからは自然と仕事をしよう、やるなら自分が本当にやりたいものをやろうという気持ちになり、どうしても仕事がしたいと思う会社へ自ら売り込んでバイトからでしたが入社することができました。

自分でも信じられないことだったのですが、新しい会社では、以前の自分が嘘のように休みはいらないから仕事をさせて欲しいと上司にお願いするくらいに仕事を楽しみました。

乾いたスポンジになる

この時の状況としては、乾いたスポンジが水をどんどん吸収していくようなイメージでした。このような経験から、一度乾ききったスポンジのような状態になることが、感情が落ちた時の私にとっては大事なことなんだということを、30代半ばになって初めて気づいたのです。

注意点:自分の性格と照らし合わせる

今回お話したことは、あくまでも私にとっての解決法であり、全ての人に当てはまるとは思っていません。23歳の私のように1ヶ月間も何もしない状態を経験すれば、そのまま本当に怠惰な人生を送ってしまう危険性があると思っており、紙一重かもしれないと思っています。

私の性格上これだと思うとのめり込んでしまう傾向を持っているのて、思い切って距離を取ることは私には有効だと感じていますが、これが全ての人に当てはまるなんてことは思っていません。だからこそ、一人ひとり自分の性格なり、思考の癖なりを分析することで、自分なりの良い方法が見つけられるのだと思っています。

また、私自身も感情が落ちるたびに1ヶ月間も何もしないなんてことは当然ありませんし、感情が落ちるといっても数時間で戻るような小さなことから、時には1ヶ月ほど落ちてしまうような大きなものがあり、その全てに同じような対応をしているわけではありません。

当然望んでいませんが、この先、もし精神的な病気と診断される程に感情が落ちてしまった時は、社会人1年目のようなことをしようとは思っています。

まとめ

人それぞれの方法があるとは思っていますが、私の方法も選択肢の一つになるかもしれませんし、自分なりの方法を見つける参考になればという思いで敢えてこのブログを書くことにしました。少しもでこのブログを読んでいただいている方のお役に立てれば嬉しく思います。


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