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社長日記 書道

風草舎という書道グループで得たもの

昨年の9月くらいだろうか、3年ほど前に知り合った同い年で書道アーティストでもあり、講演家でもあり、先生でもある栗原正峰くんに誘われ風草舎という書道グループに入った。
当社で制作をさせていただいた栗原正峰くんのホームページはこちら

ジョインして約半年が経ち、この風草舎から私自身が得たものを今日は思うままに書いていきたいと思うが、本題に入る前に少し風草舎にジョインするまでのことを書いておこうと思う。

風草舎に入るまで

風草舎に入る1年くらい前から密かに書道をやりたいなと考えていた。実はそれまで趣味という趣味がなく、そのことが個人的に「何か嫌だな」と感じていて、時間やお金など制約になりやすいことを全て取り払い、何がやりたいかと自問した時に出てきたのが書道だった。

実は小学校5年くらいまで書道を習っていたのだが、正直その頃は嫌いというほどではなかったが、半ば嫌々通っていた記憶がある。ただ、何年間か書道教室に通っていたお陰もあって、「印象と違って字が上手いですね」と言われることも多く、やっていて良かった面ももちろんあった。

40代になり趣味として書道をやりたいとはっきり気づいてから、それとなく自宅近くで書道教室を探していたところに、比較的近い場所に書道教室の看板を見つた。そして通うならここかなと何となく考えていた。

私が書道をやりたいと思ったのは、上手くなりたいというのももちろんあるが、それ以上に一人静かにひたすら書を書くことを通して、自分自身と向き合いたいと思っていたのが理由としては大きい。やったことはないが、座禅を組んで自分と向き合うようなことと近いと思う。とにかく書を通して自分と向き合いたかった。

一般の書道教室では黙々と書いていくというイメージがあるので、求める環境としては近いかもしれないが、一般的な書道教室というものにどこか魅力を感じていない自分も一方ではいた。

それに対して風草舎は、上手く書くということよりも書を通して自分を表現することを大事にしていたことに惹かれた。栗原くんに話を聞くと黙々と静かにやるというよりはいつも笑いが絶えないとのことで、楽しく書に取り組んでいることが伝わってきた。

静かに黙々と書いて自分と向き合うという環境とは程遠いが、それは家など自分でやれば良いことだし、何より「書を通して自分を表現する」ことを大事にしているという、書の本質的な部分において深く共感した。

また、栗原くん自身に強い魅力を感じていたし、人生において大切にしている価値観が同じだと感じていたので、最終的にはどうせやるならこういう仲間と一緒にやりたいと思いが勝り、風草舎にジョインすることに決めた。

風草舎に入って今感じていること

前置きが長くなってしまったが、この風草舎に入って今感じていること。それは心の底から風草舎に入って良かったということ。シンプルに楽しいということもあるが、何より代表である栗原くんや副代表の桑原蘇風さんの人柄によるところが大きい。とにかく人を引きつけるものを持っている人たちなのだ。そのエピソードを紹介したい。

実は今年に入ってからある経営者の方から書の依頼を頂いた。声を掛けてもらった時にちょうどプロ書道家による書作成サービスをスタートしたところだったので(書作成サービスの案内ページはこちら)、そのサービスを案内したのだが、今回は私に書いて欲しいとのことだった。(なぜこのような依頼につながったのかは、また別のブログで紹介したいと思う)

趣味レベル、しかも書道をやり始めたばかりの私には、どのような手順を踏めば良いか全く分からなかったので、すぐに栗原くんと桑原さんの2人に相談させてもらったのだが、そのサポートに心を打たれた。

すぐに私が知らないところで2人で連絡を取り合い、どのように進めれば短期間で素人が人様にお渡しできるような作品を作ることができるのか、その手順や用意するものを考えてくれたのだ。

こういったやり取りは後になって知ったのだが、まず私がもらった指示としては、依頼された文字を桑原さんが書き、それをスマホのカメラで撮影した画像を送ってきてくれ、それを元に毎日練習するというものだった。

さらに、2週間後にはいつも風草舎で利用している会場を押さえ、栗原くんと桑原さんも立ち会ってサポートしながら、その場で本番の書を書くということまで手配してくれていた。

ここに私は特に胸を打たれた。休みの日の自分の貴重な時間を、仲間のために使ってくれる。しかも、ごくごく当たり前のような感じで。この2人の姿勢に心底胸を打たれた。

ここで少し風草舎の話をしようと思う。風草舎のメンバーは8割〜9割は先生で構成されている。私のような先生以外のメンバーはかなり少ない。メンバーの多くを占めるその先生たちは、今の教育環境にもがきながらも、それでも子どもたちの未来は先生によって変わるという想いを持ち、日々本気で子どもたちと向き合っているような先生たちで、人としても素晴らしい人たちばかりだ。

お世辞抜きで本当に良い人たちの集まりなのだが、栗原くんや桑原さんの言動を側で見ていると納得できる。グループを引っ張るリーダーたちの人格が素晴らしいからこそ、同じような仲間が引き寄せられて集まっている。ここは間違いない。確信していることだ。

私はこういった仲間に出逢えたことに心から感謝しているし、「周りの仲間のために」という指針を当たり前のように実践しているリーダーに出逢えたことにも感謝している。風草舎にジョインして本当に良かったと思っている。

このリーダー2人の言動を見て、改めて人として大切にしていきたいことを再確認することが出来たし、目指すべき人間像への想いを強くしている。

書を上手く書くこと以上に、人生において大事なことを今現在進行形で学ばせてもらっていることが本当に幸せだと思うし、つくづく自分はラッキーで人に恵まれている人間だと思っている。

風草舎で学べば自分を表現する書を書くことを習得できると自然と思えてくる。書に関してはまだまだだが、早くそういうレベルに自分を持っていきたいなと思う。

まとめ

たった半年だが風草舎から得たものは、私にとってかけがえのないものだ。これからもより多くのものを得たいと思う。ただ、これからは得るだけでなく、私が風草舎に対して与えられることがないかを常に頭に入れて、少しでもお返ししていきたいと思う。

「社長日記」では、代表の砂子がどういう人間なのかということを少しでも感じていただけるよう、日々感じること・体験したことなどを発信しています。ぜひ他の「社長日記」も合わせてご覧ください。
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